お正月、 1つの番組 と 1つの番組のエンドロールに
釘付けになった。
1つは 3日の夜に放映していた
『スパーレッスン 巨匠に学ぶピアノ ピレシュ』。
マリア・ジョアン・ピレシュ さん が
生徒さん達へ 息をのむようなレッスンを行っていた。
何小節も弾かないうちに、鋭い声を掛ける。
その連続。
ピアノは全くの素人ながら、
ピレシュさんの 自身を通じて 伝えようとする
張り詰めんばかりの、 そして、 熱のこもった
エネルギーは こちらの体をも硬直させるようだった。
硬直とはいっても、 全身が その声に集中するような
そんな硬直感であった。
なんと 言葉にしたら良いのか、
目の離せない1時間半であった。
音楽は 息、 そして、 体を通してのみ音になる、
という言葉が 今でも 耳に残っている。
そして、 もう一つは、 5日夜に放映されていた
「夏目家の食卓」 の エンドロール、
紙芝居のように 写りこんだ風景の映像。
きれいな水がいっぱいのたらいに浮かぶ
きゅうり、 スイカ、 なす。
裸電球のランプ。
つけられている 3本の熱燗。
その絵を見ただけで、
その裏で響くだろうの声や、 見えない場面が
沢山浮かびそうな、 そんな 絵の連続であった。
切り取りの画面で 見えない情景を想像してもらう事が
出来るなんて。
そんなふうに 今年は 言葉を綴りたいと、
そう思った場面だった。
と、 とはいえ、 長々になってしまった今日のエントリー。
切り取りの場面を言葉で。
そして、 その言葉が 情景を浮かばすように。
ことしの blogの テーマの一つにしてみよう。